体幹と体軸(身体の軸)の違い

イス軸法で作る「体軸」と、体幹トレーニングで鍛える「体幹」の違いを書いてみます。

体軸を作ると、「体幹トレーニングをする人が”目指していること”」は達成されていることが多いです。

体幹は物理・体軸は感覚

体幹トレーニングで鍛える体幹は物理的なものであるのに対して、体軸は感覚です。体軸という物理的な軸があるわけではありません。

体軸は「バランス感覚」とか「重心」などが近いですね。

感覚だけどちゃんと影響がある

体軸は物理的な軸があるわけではありませんが、ちゃんと物理的に影響があります。

先ほど「バランス感覚」や「重心」が近いと書きましたが、バランス感覚が良くなったり重心が安定すれば、身体がフラフラしなくなりパフォーマンスは上がりますよね。

体軸も同じで、身体の軸が定まると身体が安定し、余計な力みが抜けたりバランスを取るために無意識に使っている筋肉を使わなくて良くなるため、パフォーマンスは上がります。運動以外の日常生活の動きでも、身体がとても楽になります。

体軸は感覚だから理論上は一瞬で作れる

体幹を鍛えると言うのは、体幹のインナーマッスルやアウターマッスルなどの筋肉を鍛えるので、すぐにはできません。

でも、バランス感覚や重心は感覚なので、理論上は感覚をつかんでしまえば一瞬でできるようになります。

メンタルのブロックがあってできなかったことが、ブロックが外れたら一瞬でできるようになった、みたいな感じですね。

とは言っても、一瞬でバランス感覚をアップするとか、一瞬で重心の感覚をつかむ方法って無いですよね。

理論上は一瞬でできるんだけど、現実問題としてその方法がない。

体軸も今までは同じ部類のものでした。

体軸は努力しても掴めない人が多かった

体軸はもともとは武術や武道の長年の経験から掴んでいくもの。どちらかというと体幹トレーニングより難しく、体幹トレーニングのように努力すればちゃんと結果につながるものではない(何十年やってても感覚が掴めない人もいる)ものでした。

練習方法も、站椿功を毎日何時間も続け、それを何年も何十年も続けていくと、感覚がつかめる(人もいる)、といったもの。

だから、体軸の感覚を持った人はほとんどいなくて、武道や武術の”達人”と言われるような人のなかでも一部の人だけでした。

体軸の作り方ってどうやるの?

体軸は非常に難しいものでしたが、ただ、イス軸法を使うと体軸がたった5秒で作れてしまいます。しかも武道などをやっていない人でも、正しいやり方をすれば初めてでもその場で体軸が出来た時の感覚がわかります。だからすごいんです。

しかもイス軸法のやり方は簡単で、普通にイスから立ち上がることができる人なら誰でもできます。ただし、簡単だけど細かい注意点がいろいろあって、正しく行うほどしっかりと体軸ができ、やり方がわるいと中途半端な体軸しかできません。実際に自己流でやっている人は、効果を感じている人でも体験会に来ると「こんなに違うんだ」と感動してくれる人が多いです(自己流の時点でもすごい効果だと感じて体験会に来てくれます)。

そんなイス軸法の効果を体験してみたい方は体験会を、しっかりと身につけたい方はパーソナルレッスンを活用してください。