イス軸法をスポーツや運動に活用する効果やメリットを検証してみました
「イス軸法は気になるけど・・・私がやってるスポーツにも効果がある?」
いろいろなスポーツや運動でイス軸法で体軸を整えるとどのような効果やメリットがあるかを検証しました。
練習やトレーニング時のメリット、試合や大会でのメリット、ケガの予防や上達スピード、バランス感覚や動き方の改善など様々なメリットが感じられるイス軸法。
「私がやってる○○でも効果やメリットはあるの?」と迷っている方の参考になれば幸いです。
■活用できるスポーツ
(種目名を押すと詳細ページへ)
なぜアスリートやスポーツ選手に体軸が必要なのか
中京大学での特別講義の動画です。
体軸ができるといろんなスポーツに良い効果がありますね。
その体軸が5秒で作れるイス軸法はすごいですね。
スポーツ能力を高めるための3つの要素
スポーツは、身体能力、技術、精神力といった様々な要素が組み合わさった複雑な活動です。その上達は一朝一夕にはならず、時間と努力が必要とされます。
しかし、ただ無闇に時間を費やし、努力を積み重ねるだけでは、必ずしも上達は約束されません。では、どうすれば効果的にスポーツ能力を高めることができるのでしょうか?
スポーツ能力を高めるためには3つのキー要素があります。
- 基礎能力
- 練習量
- 練習の効率性
これらの要素はそれぞれ重要で、「基礎能力×練習量×練習の効率」でスポーツは上達します。
特に、「練習の効率性」に焦点を当て、どのようにすれば限りある時間とエネルギーを最大限に活用してスキルを向上させることができるのか、具体的な方法とテクニックを検証します。
スポーツ能力を左右する「基礎能力」
スポーツを始める際、最初に考えるべきは「基礎能力」です。これは、そのスポーツを行うために必要な基本的な身体能力や技術のことを指しますが、さらに深く掘り下げると、日常の動作や身体の使い方と密接に関わっています。
基礎能力は、正しい姿勢や立ち方、歩き方といった、私たちが日常生活で無意識に行っている動作にも関わります。これらの基本的な動作がスムーズで、身体のバランスが良好であれば、スポーツでのパフォーマンスも向上します。つまり、基礎能力は、スポーツだけでなく、私たちの日常生活における動作の「基盤」でもあると言えます。
さらに、特定のスポーツにおける基礎能力とは、そのスポーツを行うために必要な特定のスキルやテクニックを指します。例えば、サッカーをするならば、基本的なドリブル、パス、シュートの技術や、適切なフィットネスレベルが求められます。同様に、テニスではサーブやフォアハンド、バックハンドの打ち方、そして試合の戦略を理解することが基礎能力となります。
基礎能力は、スポーツの「言語」のようなものです。これらの基本的なスキルや理解がなければ、そのスポーツを理解し、上達することは難しくなります。しかし、ただ単に基礎能力を持つだけでは不十分です。それらのスキルを磨き、向上させるためには練習が必要です。
「練習量」とスキル向上の関係
スポーツの上達には「練習量」が極めて重要な役割を果たします。ここで言う練習量とは、そのスポーツを練習するために費やす時間やエネルギーのことを指します。
練習量が多ければ多いほど、スキルは向上し、パフォーマンスも改善されます。しかし、これは一定の範囲内での話です。適切な休息や回復の時間を確保することも、身体と心の健康を保つために重要な要素となります。
練習量とスキル向上の関係については、一般に「10000時間の法則」として知られています。これは、あるスキルを習得するためには約10000時間の練習が必要という理論で、一部の研究者や専門家により提唱されています。
しかし、この法則はあくまで一般的なガイドラインであり、全てのスポーツや個々の人に当てはまるわけではありません。人によっては、それよりも少ない時間で高いレベルのスキルを習得することもありますし、逆にそれよりも多くの時間を必要とすることもあります。
そしてここで重要なのが、練習はただ時間を費やすだけではなく、その「質」も考慮しなければならないということです。どのように効果的に練習を行うか、つまり「練習の効率性」については、次のセクションで詳しく説明します。
同じ練習量でも差がつく「練習の効率」
練習の効率性とは、与えられた時間とエネルギーを最大限に活用してスキルを向上させることを指します。
ただ時間を費やすだけではなく、その時間をどのように使うかが重要です。例えば、無目的な練習を何時間も続けるよりも、特定のスキルや戦略に焦点を当てた短時間の集中練習の方が、しばしばより効果的です。
練習の効率性を高めるための具体的な方法は、以下のようなものがあります:
- 目標設定:練習の前に具体的な目標を設定することで、練習に方向性を与え、集中力を高めます。
- フィードバック:コーチやメンターからのフィードバック、または自己評価を通じて、自分のパフォーマンスを理解し、改善点を特定します。
- 変則練習:同じ練習を繰り返すのではなく、練習内容を変えることで、新たなスキルを学び、適応能力を高めます。
- ディーププラクティス:ただ数を繰り返すのではなく、少ない回数でも1回1回丁寧に目標を持って繰り返し練習をします。
- 体軸を作って練習:体軸(身体の軸)を作った状態で練習をすることで効果を高めます。
これらの方法を利用することで、練習の効率性を高め、スポーツ能力をより迅速に向上させることが可能になります。
体軸がある状態での練習は「基礎能力」と「練習効率」の2つを高める
イス軸法で体軸を作ってた身体で練習をすることで、基礎能力が上がった状態での練習をすることができます。これはパフォーマンスがアップするだけでなく、基礎能力が上がった状態での筋肉がつく、基礎能力が上がった状態の感覚を身体に覚え込ませるといった効果が期待できます。
練習の効率は大きく高まります。
まとめ:イス軸法でスポーツトレーニングの効率を最大化できる
スポーツの上達には基礎能力、練習量、そして練習の効率が重要であることを見てきました。基礎能力×練習量×練習の効率でスポーツは上達します。
しかし、これらの要素はスポーツだけでなく、他のあらゆるスキル習得にも適用できます。言語学習、楽器演奏、プログラミング、料理…あなたが向上させたいと思うスキルが何であれ、基礎能力の開発、適切な練習量の確保、そして効率的な練習が、そのスキルを習得するための鍵となります。
そして、5秒で実践できるイス軸法を練習前に実行することで、あなたは自分のスポーツのスキルを効果的に向上させることができるでしょう。