イス軸法の歩き方・走り方改善の効果、ヒザの痛みの予防や改善に効果はある?

イス軸法の歩き方・走り方改善の効果、ヒザの痛みの予防や改善に効果はある?

イス軸法を行うと体軸が整い、歩き方や走り方が変わります。

そのため、歩く時にヒザに負担がかかってヒザの痛みや違和感がある方も改善するケースがあります。

また、マラソンやランニングなどで長距離を走った時に膝が痛くなるなどの症状が出にくくなったり、ヒザに違和感を覚えたり軽い痛みが出たところでいったんイスを探してイス軸法を行うことで、違和感や痛みが消える場合もあります。

このページではヒザの痛みの予防とイス軸法について書いていきます。

歩く時のヒザの痛みを「予防」する効果はある?

ヒザの痛みや違和感は、イス軸法で改善される可能性があります。

立ち方や歩き方が改善することで、ヒザにかかる負担も減り、結果的にヒザの痛みが起こらくなるなど改善されることは考えられます。

痛みはないけどヒザに違和感を感じたり片足だけ疲れるという方もイス軸法を試してみるといいかと思います。

「予防」という点ではかなり効果的だと思われますし、きついトレーニング等も無く簡単なので習慣化もしやすいと思います。

ヒザの痛みの予防やセルフケアに関しては西山先生の動画も載せるので見てみてください。※西山先生は整体師として治療歴20年以上のベテランです

膝痛予防に!半月板の負担を減らす歩き方・走り方のコツ

動画で西山先生が言っているように、ウォーキングやランニングの歩き方・走り方のコツは、体重をかけたときに足裏の範囲の上に膝があることが重要です。

特に女性は座っているときも足を閉じていたりと少し内股でいることが多く、歩いているときにも膝が少し内側に入りやすいので注意が必要です。

歩き方を改善すると、ウォーキングやランニングでヒザが痛くならない、登山で楽に登れる、下り坂でも楽に体重かけれるなど、良い効果があります。

イス軸法と組み合わせると効果的です。

動画のように台に乗せて体重をかけるチェックをするとき、イス軸法の後は「意識しなくても足裏の範囲内になった」となる場合も多いです。

ぜひご自身の歩き方のチェックと、イス軸法をした後の変化をチェックしてみてください。

痛みを「治療」するものではありません

膝痛予防に!半月板の負担を減らす歩き方・走り方のコツ

間違えないでいただきたいのは、イス軸法はヒザの痛みを治療するものではありません。(そもそも趣旨が違います。イス軸法は治療法ではありません)

身体の軸が整うことでヒザや腰に負担をかける動きが減り、結果的に痛みが改善するケースもありますが、それは痛みの原因によります。

特にイス軸法の動きをしたときに痛みが出る場合は悪化する可能性もあるのでやらないでください。その場合はまず外科や治療院などで治療をしてからイス軸法を試してください。

イス軸法の動きをしたときに痛みがある場合はやめましょう

イス軸法の動きをしたときに痛みがある場合はやめましょう

イス軸法の動きをしたときにヒザに痛みを感じるときは無理して行わず、まずは痛みの改善が先です。イス軸法で無理やりヒザの痛みを何とかしようとしないでください。すでに痛みがある場合は悪化する恐れもあります。

ヒザの痛みがあるけどイス軸法を試してみたい場合、パーソナルトレーニングでは車椅子の人でもできるイス軸法や、”調軸”といって、寝ころんで身体を動かさないまま負荷をかけずに軸を整える方法もありますので、そちらを試してください(動画で西山先生が触れるだけで軸を整えているやつの寝ころびバージョンです)。※痛みの改善ではなく骨盤の調整です。治療目的の場合は外科や整体など別のところを受診ください

まとめ:予防効果は見込める、痛い場合はまず治療してから

まとめると、イス軸法を実践することで、ヒザの痛みや違和感を予防できる可能性はあります。

ただし、すでに痛みがある場合やイス軸法の動きをして痛みが出る場合は、まずは外科や整体などで治療を行い、痛みが出ない状態で行うか、パーソナルレッスンで車椅子の人(立てない人)でもできるイス軸法のやり方を教わってください。

イス軸法は5秒でできるので努力はあまり必要ありません。歩いていてヒザに違和感がある方や、走るとヒザが痛くなるという方はイス軸法を試してみるといいかと思います。

試してみて「効果あるかも?」と思ったら、ぜひ体験会パーソナルレッスンで正しいやり方を学んでください。