子供の抱っこやおんぶはイス軸法で楽になる!長時間抱っこの疲れも軽減

子供の抱っこやおんぶは体軸で楽になる!長時間抱っこの疲れも軽減

イス軸法の日常生活のメリットで特に効果の実感が大きいのが子供の抱っこです。

赤ちゃんや子供の抱っこやおんぶって大変ですよね。赤ちゃんのうちは軽いけど抱っこの時間が長いから疲れが蓄積されてくる。幼稚園くらいになって抱っこの回数や時間が減ってくる頃には体重が重くなっているので短時間でも負担が大きい。

しかも、まっすぐじゃない姿勢で抱き続けるから疲れる。

子供はかわいい。でも重い・・・

身体の疲れはメンタルや行動力にも影響するので、イライラしやすくなったり終わらせたい家事に手をつけられなくなったりといった二次的なデメリットも発生してきます。

赤ちゃんの長時間の抱っこや、少し大きくなって重くなった子供の抱っこ、自転車に乗せたり降ろす時の抱っこなど、体軸ができていると楽に持ち上げたり降ろすことができるようになります。

疲れや身体の負担がゼロにはならなくても、少し軽減されるだけでかなり違います。回復しきれない蓄積の疲れはどんどん大変になっていくので少しでも負担を減らしたいものです。

身体の軸があると抱っこやおんぶは楽にできる

子供の抱っこやおんぶは時間が長くなればなるほど、お子さんの体重が増えれば増えるほどママやパパの身体の負担も大きくなります。

でもそこに軸があると、筋肉の力だけでなく、骨や地面が重さを肩代わりしてくれる状態になります。

親子で体験会に来られたママさんも抱っこした時の変化に驚いていました。

実際にやってみると楽になるのがわかります。

↓この動画のように、男性に体重をかけられても余裕で歩けるほど強くなるので、抱っこだって楽になりますよ。

抱っこする時間やその人の筋肉によって、負担や疲れがゼロにはならないですが、かなり違います。

負担が小さくなるということは、疲れの蓄積も小さくなり、しっかりと睡眠や休憩を取ることでその日の疲れを残さない(蓄積させない)ことにつながったり、今まで蓄積してきた疲れを少しずつ減らしていけることにもなります。

身体が曲がった姿勢でも効果がある

身体が曲がった姿勢の抱っこでも効果がある

イス軸法で体軸を作ると、まっすぐでない曲がった姿勢でも体軸を維持できます。

子供の抱っこってどうしても「身体をまっすぐ」って難しいですよね。

赤ちゃんや小さいお子さんを抱っこするときのママの姿勢は、首を横に曲げたり、少し体を後ろに反らせたり。抱き上げるときは前かがみの姿勢で持ち上げることが多いです。

「片側の腰に子供を乗せて片手で抱っこしながら反対の手で何かする」なんてこともありますよね。

イス軸法で体軸を作ると、身体を前かがみにしたり横に曲げたり後ろに反らせたりした状態でも強い力が出せます

イス軸法のメリットはすぐにできて、一度やれば効果がしばらく続くこと。慣れれば5秒でできるので忙しい子育て中でもできます。

エルゴなどの抱っこ紐を使った抱っこも楽になる?

エルゴなどの抱っこ紐を使った抱っこも楽になる?

エルゴなどの抱っこ紐を使った抱っこやおんぶも、軸があると身体の負担が減り楽になります。

ただ、抱っこ紐は構造上腰が反り腰になりやすく、軸が崩れやすいので長く維持するのに少しコツが要ります。

これは文字だとニュアンスが難しいので、体験会やパーソナルレッスンで東京の渡辺に質問していただけるとお答えできます(※東京の渡辺は子育て関係が得意なインストラクターです)。

赤ちゃんが大人しくしてくれる時間が長い?

外での抱っこで赤ちゃんが大人しくしてくれる時間が長い

また、抱っこに安定感があって安心できるからなのか、身体が楽だからママの気持ちが落ちついていてそれを感じるのか、「電車やバスなどでおとなしくしてくれる時間が長いかも」という意見もありました。

親の心の状態は子供の状態にも影響を与えます。

身体がしんどいとメンタルにも影響してくるので、抱っこが楽になるのは身体が楽になるのはもちろん、親の心の状態を安定させるのにも良いです。

イライラしやすくなったり疲れて子供の話を聞けなかったり、家事が溜まっていったりということも減ってきて、子供との関係がより良くなったり、親も子供も性格や自己肯定感などに大きく良い影響があるかもしれませんね。

まとめ:努力なしですぐに楽になる

身体の軸ができていると抱っこも楽になることがわかりました。

身体の軸を作るためには、通常は努力が必要ですが、イス軸法は5秒で身体の軸を作ることができるので、子育てで時間がないママさんやパパさんにもおすすめです。

体験してみたい方はイス軸法のやり方の動画を見たり、直接教わりたい場合はイス軸法の体験会などに参加してみてください。

補足:身体の軸ができると楽に抱っこできる理由

現代人は身体の軸がないので余計な力みなどでエネルギー効率が悪く、本来必要な分よりかなりたくさんの力を使って抱っこをしています。

抱っこやおんぶの前に、実は自分の身体を支えているだけでも大きな負担がかかっています(だから腰痛や膝を痛める人が多いです)。

ほとんどの人は身体の軸ができていないため、フラフラとバランスが悪くなります。これは足場の悪い場所で重い物を運ぶような状態です。

バランスが悪いため余計な力が必要になり、必要以上に力んでしまいます。すると、余計な力を使っているから必要以上に疲れることになります。

力んで固めた体で動いているので可動域も小さくなり、関節に負担がかかりやすくなります。

しかし、身体の軸ができていると、しっかりと安定して持つことができます。バランスが良いため、必要最小限の力で持つことができるのです。

また、体幹に近い大きな筋肉(強い筋肉)を使って抱っこができるようになります。

そうすると、筋力の弱い女性でも疲れにくくなります。