筋トレ前のイス軸法でトレーニング効果アップ!効果やメリットを検証

体軸がある筋トレ

筋トレ前にイス軸法で体軸を取り入れるとどのような効果やメリットがあるか?体軸が整った状態で筋トレをするとどうなるかを検証してみました。

自重トレーニングが一番効果を感じやすいですが、ダンベルやマシンなどを使った筋トレでも効果はあるので、ジムでのトレーニングでも自宅でのトレーニングでも有効です。

ジムに通ってトレーニングしている人も、家での自主トレやパーソナルトレーナーを呼んで自宅でトレーニングする人も、イス軸法で筋トレの効果アップが見込めます。

筋トレの目的が見た目の改善や体重管理ではなくスポーツの上達のための筋トレなら、スポーツでのイス軸法の効果も出やすいです。

筋トレにイス軸法を取り入れたいと思っている方の参考になれば幸いです。

※体軸は筋トレの目的によっては意味がありません。スポーツのパフォーマンスアップのための筋トレでは効果が上がりやすく、「上腕二頭筋を大きくしたい」というような見た目を良くするために特定の筋肉だけを鍛えたい場合の筋トレではあまり効果がありません。

イス軸法×筋トレで体軸が安定するメリット

筋トレでは、イス軸法で体軸が安定すると、挙げられる重量が増える、バランスの良い筋肉がつきやすい、体幹の強い力を使ってトレーニングができるなどのメリットがあるようです。

  1. 挙げられる重量が増える
  2. バランスの良い筋肉がつきやすい
  3. 体幹の強い力を使ってトレーニングができる

実際にイス軸法をしただけで挙げられる重量に変化が起きている事例もあります。

筋トレにイス軸法を取り入れて体軸が安定するメリットをまずは紹介しました。

筋トレをする前にイス軸法を行うことで、筋肉のつき方が変わったりケガの予防になりますよ。

「ちょっと試してみようかな」と思った方はイス軸法のやり方をチェックしてみてください。

なお、実際に体験してみたい方や、正しくできているか心配な方はイス軸法の体験会の日程をチェックしておきましょう。

スポーツや全身運動の筋トレにメリットが大きい

もちろん筋トレ中上級者のかたにもメリットがあります。

体軸ができると、安定して立つことができるようになるため、全身の筋肉をうまく連動して使えるようになり、同じ筋肉量でも持てる重量が増えます。全身の筋肉を上手く使えるようになると、スポーツなどのパフォーマンスが一気に上がることも多いです。

空手世界チャンピオンがイス軸法前後のデッドリフトの変化を検証した動画です。

動画の7分くらいからイス軸法後のデッドリフトです。

また、筋トレで身体を壊す人の多くは姿勢やバランスが悪いことが原因でバランスの悪い筋肉がつき、そのバランスの悪い状態で日常を過ごす(例えば普通の人でも1日平均約6000歩は歩く※)ことで、ヒザや腰に負担がかかり、痛みなどにつながります。

正しい姿勢でトレーニングができることで、そういった怪我の予防にもなります。

令和元年 国民健康・栄養調査結果(厚生労働省)によると、歩数の平均値は男性で6,793歩、女性で5,832歩

高齢者の足腰強化の筋トレにも効果的

高齢者の足腰強化の筋トレ・スクワット

高齢者の健康や足腰強化のための筋トレにも効果が期待できます。

体軸ができると負担の少ない自然な身体の動きに近づき、腰やヒザなどに負担がかかりにくい動きになります。

「イス軸法をすると歩くのが楽になった」という報告や、何か月か続けた後に「腰痛持ちだったことを忘れていた」という報告はけっこうあります。

反対に、動き方が悪いままでする筋トレはどこかに大きな負荷がかかり、健康のために始めたスクワットで逆に膝や腰を痛めてしまうようなケースもあるため、正しい動き方での筋トレをおすすめします。

見た目を良くするための筋トレでも効果が期待できる

基本的には、体軸を作ると特定の筋肉に負荷が集中するのではなく、全身をうまく使って効率的に大きな力を出すという動きになりやすいので、「上腕二頭筋を大きくしたい」というような、特定の筋肉だけを鍛えたい場合の筋トレには適していないかもしれません。(ムキムキのボディビルダーさんは身体に悪いのをわかっていてやっていますからね)

ただ、見た目を良くするための筋トレでも、いろいろな力みによって別の場所が力んで負荷が集中できていないケースがあります。その場合は余計な力みを抜くことによって負荷を特定の場所に集中できるケースもあります。

ダイエット目的の筋トレにも効果的

ダイエットに効果的な筋トレは、メニューではなく動き方が重要

ダイエット目的の筋トレにも効果が期待できます。

体軸ができると可動域が広がって身体の動きが良くなり、普段使わない筋肉が動くようになって基礎代謝がアップするようなケースも。

「イス軸法をやりだしてから痩せた」という報告はけっこうあります。

ダイエットに効果的な筋トレは、メニューではなく動き方が重要です。

特に、もともと何かの運動をしている人は、同じ運動量でのエネルギー消費量がアップして痩せやすいようです。

筋トレでのイス軸法のチェック方法

筋トレでのイス軸法のチェック方法は、実際に行うトレーニングを行ってみた後に、イス軸法を行って基本のチェック方法で軸ができたのを確認した後に、もう一度同じトレーニングをしてみて感覚を比べてみるのがおすすめです。

数値を計測できるものの場合は数値を計測してみたり、イス軸法の後に重量を増やしてみたりといった違いを確認してみることがおすすめです。

トレーニングの種類によって軸が関係ないものがあったり、軸が崩れやすいトレーニングもあります。

スクワットは軸が崩れやすいので注意が必要

イス軸法で作った体軸は、普通にスクワットをすると崩れてしまいます。

動きによって崩れやすい動きがあります。

トレーニング中にスクワットで体軸が解除されないように、体軸を解除せずにトレーニングする方法をしてください。

ある程度慣れてくるとスクワットをしても体軸は解除されなくなってきますが、イス軸法を始めたばかりの頃はスクワットで体軸で解除されやすいので、「スクワットをしても体軸を崩さない練習」もするとより良いです。

体軸が崩れないトレーニングのコツの動画も参考にしてください。

レスリング部で指導した時の動画では、実際に体軸が崩れてしまう様子と、体軸を崩さずにトレーニングするやり方が解説されています。

イス軸法で筋トレした人の評判

Twitterで見つけたイス軸法で筋トレした人の評判はこのようなものがありました。

普段の筋トレにイス軸法を取り入れるには

いかがでしたでしょうか?たった5秒でできるイス軸法でこういった効果が出ているってすごいですよね。

「ちょっと試してみようかな」と思った方はイス軸法のやり方をチェックしてみてください。まだ「本当かなぁ?」という人もいると思いますが、まずは試してみてください。

なお、実際に体験してみたい方や、正しくできているか心配な方は「イス軸法の体験会の日程をチェックしておきましょう。

イス軸法を筋トレ教室やパーソナルトレーニングのメニューに取り入れていい?

簡単にできて効果が高いので、フィットネスクラブでイス軸法を教えたいとか、筋トレ教室やパーソナルトレーニングのメニューに取り入れたいというトレーナーの先生もいるかもしれませんが、お金を取ってイス軸法を教えるのはインストラクターのみです。有料のレッスンの一部として教えることはご遠慮ください。(無償で教えるのは大丈夫です)

インストラクター養成講座を受けてインストラクターになるか、グループレッスンで筋トレ教室などで体験会を開催したり、外部講師として派遣可能なインストラクターもいますので、お近くのインストラクターにお問い合わせください。