イス軸法のメリット・デメリットや期待できる効果
イス軸法で体軸を作るとどんなメリット・デメリットや効果があるの?この記事ではイス軸法のメリットや期待できる効果を紹介します。
実際にイス軸法を試した人が感じた効果はイス軸法の効果と活用できる状況のページでまとめてあります。
■このページの内容
イス軸法の特徴
まず、イス軸法にはこのような特徴があります。
- すぐにできる(5秒でできる)
- 頑張らなくていい(キツい動きがない)
- 効果がすぐに出る
- 効果が無意識に続く(姿勢の維持などが必要ない)
何か身体に良いことを取り入れるのって「大変なこと」「続けないと効果が感じられない」という印象がある人も多いと思いますが、イス軸法はすごく簡単ですぐに効果が出るので、「身体を良くしたいけど習慣化が苦手でできなかった」という人でも取り入れられると思います。
イス軸法の3大メリット
イス軸法の体験会などでもお伝えしている内容ですが、イス軸法には大きく3つのメリットがあります。
- 身体能力がその場で向上する
- 骨盤の歪みが自動調整される
- バランスの良い発育を促進(トレーニング効果アップ)
- その他のたくさんのメリット
こちらはイス軸法の公式サイトにも記載されている3大メリットに加え、その他のさまざまな効果を紹介しています。
身体能力がその場で向上する
イス軸法を行うと腕力・脚力・持久力・バランス感覚・負荷への耐久力など、身体能力がその場で上がります。これは体験会などでちゃんと自分の身体で変化を確認することができます。
試合前のコンディション調整にも
試合前にイス軸法を実施することで、身体のコンディションを最適な状態へと調整することができます。最大限のパフォーマンスを発揮するための準備として、多くのアスリートが取り入れています。
骨盤の歪みが自動調整される
イス軸法を行うと筋肉のバランスが整い、骨盤の歪みがその場で無くなります。
上半身と下半身をつなぐ中心部分の骨盤が歪んでいると、背骨が曲がったり左右の体重バランスが悪くなって、それを支えるために無意識にいろいろな力みや緊張が発生しています。
そのため、骨盤の歪みが無くなることでかなり快適に動けるようになります。運動時のケガのリスクが軽減。より安全に、かつ高いパフォーマンスでスポーツに取り組むことができるようになります。
骨盤の歪みの変化も体験会などで自分の身体で確認することができます。
バランスの良い発育を促進(トレーニング効果アップ)
体軸のある正しい姿勢でトレーニングを行うと、正しい姿勢で身体を本来の構造通りに使う自然な動き方や、そのための筋肉が発達します。
反対に体軸の無い姿勢でトレーニングを行うと、その姿勢で動くための動き方(主に代償動作・代償運動)のクセがついたり、その動きの筋肉が発達します。
この動き方の積み重ねは、スポーツの上達の速さや選手生命の長さ、日常生活の楽さ、ケガや痛みの予防などにもつながります。
運動前のイス軸法が効果的
運動前にイス軸法を実施することで、体軸を使った動き方やそのための筋肉をつけることができます。動き方を根本から改善するために、多くのアスリートが取り入れています。
まとめると、イス軸法は身体全体のバランスを整え、最適なコンディションでスポーツや日常生活に取り組むことができるメソッドとして注目されています。アスリートはもちろん、健康的な身体を目指すすべての人々に、イス軸法の取り入れをおすすめします。
その他のたくさんのメリット
上記の3つのメリット以外にも、日常生活やスポーツなどの面で様々なメリットが生まれます。
- 呼吸がしやすくなる(発声や肺活量・酸素の巡り)
- 疲れにくくなる(身体の負担が減る)
- 睡眠の質が上がる(深い呼吸で寝れる)
- ケガの予防(腰痛やヒザの痛みの予防)
呼吸がしやすくなるので、発声や肺活量・酸素の巡り)
体軸ができると呼吸も深くなり、呼吸がしやすくなります。
肋骨周りなどの力みがとれて、呼吸に関係する筋肉が使いやすくなることで、呼吸がしやすく、深く息を吸えるようになります。
呼吸の変化も体験会などで自分の身体で確認することができます。
イス軸法のデメリット
イス軸法のデメリットとしては、効果がずっとは続かないことです。
これは整体などの調整も同じですが、イス軸法で体軸ができて身体が良い状態になっても、今までの動きのクセや緊張のクセなどがあるため、ある程度時間が経つと元に戻ってしまいます。
ただ、イス軸法は自分ですぐにできるので、継続することが非常に簡単です。
毎日正しく続けることで、徐々に体軸が定着していき、効果が続く時間もだんだん長くなっていきます。
最終的にはイス軸法を行わなくても体軸がある状態で生活できるようになってきます。
3大メリットから派生するイス軸法の効果
先程のイス軸法のメリットは抽象的なメリットでしたが、抽象的だからこそ様々な場面で様々な効果が生まれます。
身体能力アップによる効果
例えば腕力や脚力アップはスポーツや運動はもちろん、日常生活でも重いものを持ったり階段を上ったり歩いたり走ったりといったあらゆるシーンで楽になったり疲れなくなったりと役に立ちますよね。
骨盤の歪み調整による効果
骨盤の歪みは背骨の歪みやバランスの悪さにつながり、身体のいろいろな箇所に無意識の力みが発生しています。
それがスポーツのパフォーマンスを下げたり、膝や腰など関節の痛みの原因や、慢性的なコリの原因にもなりやすいです。骨盤を矯正するために治療院などに通う人も多いくらいですが、骨盤がその場ですぐに真っすぐに、しかも自分でできるというのは大きなメリットです。
トレーニング効果アップによる効果
そして良い状態、良い動きができる状態で運動やトレーニングをできる。
スポーツやトレーニングに限らず日常生活を送るだけでも運動は繰り返されています。例えば令和元年の厚生労働省「国民健康・栄養調査報告」によると、1日当たりの平均歩数は約6000歩(参考:1日当たりの歩数はどれくらい?/日本呼吸器学会HPより)、呼吸に関しては毎日約2万回行うと言われています(参考:1分間に約12から20回/日本呼吸器学会HPより)。
呼吸がしやすくなることによる効果
呼吸の深さやしやすさは、マラソンなどの運動面はもちろん、歌や演劇などの声の出し方やトランペットなどの吹奏楽など音楽関係で大きな効果が期待できます。
気づきにくい面では脳への酸素供給量の変化による集中力やパフォーマンスアップなども期待できます。
どんなスポーツをしているか、どんな仕事をしているか、日常生活でどんな動きをするかなどで期待できる効果は違ってきますので、ご自身に合うものがあるか参考にしてみてください。
イス軸法を試してみませんか?
イス軸法を初めて聞いた人は「そんなうまい話あるわけないw」と思うかもしれません。
でも、イス軸法はその場ですぐに体感できるし、動画を見てご自身で今すぐ試すこともできます。チェックしてくれる相手がいれば検証もできます。
イス軸法のやり方を参考にやってみてください。
そして、「本当かも!?」と効果を少しでも感じられたら、ぜひイス軸法の体験会やパーソナルレッスンに参加してみてください。動画で自己流でやるのと実際に正しいフォームを教わるのでは効果の大きさがかなり違います。
4大メリットの3つめ「バランスの良い発育を促進(トレーニング効果アップ)」でお伝えしたように、スポーツやトレーニングをする人はもちろん、正しい歩き方や動き方を身につけ、身体の不調を予防したり、何歳になっても自分の足で健康に歩くためにも役立つと思います。