クラシックバレエはイス軸法で上達する?体軸の効果やメリットを検証

体軸があるクラシックバレエの練習

クラシックバレエやモダンバレエなどのバレエにイス軸法を取り入れるとどのような効果やメリットがあるか?体軸が整った状態でバレエをするとどうなるかを検証してみました。

バレエは力みのない動きができると優雅で美しい反面、力みがある身体で激しい動きを無理に行うと腰や脚や背中などに負担がかかり、痛めてしまう人も多いスポーツです。腰痛を抱えて引退するバレエダンサーは多いので、予防したいですよね。

バレエにイス軸法を取り入れたいと思っている方の参考になれば幸いです。

イス軸法×バレエで体軸が安定するメリット

バレエでは、イス軸法で体軸が安定することで、姿勢の改善、スピンやジャンプの安定などのメリットがあります。

バランスが安定することで、動きのキレが良くなったり、フラつかずにキレイに止まれるようになる人も多いようです。数秒しかキープできなかったポーズが楽に長くキープできるようになったケースもあります。

また、バレエは無理やり姿勢をキープしようとすることで身体が力んで腰などを痛めてしまう人も多いですが、体軸で姿勢をキープすると余計な力みが入りにくく、ケガの予防にもつながります。


クラシックバレエやモダンバレエなどバレエにイス軸法を取り入れて体軸が安定するメリットをまずは紹介しました。

「ちょっと試してみようかな」と思った方はイス軸法のやり方をチェックしてみてください。

なお、実際に体験してみたい方や、正しくできているか心配な方はイス軸法の体験会の日程をチェックしておきましょう。

バレエの初心者にも効果がある?

イス軸法はバレエを始めたばかりの初心者のかたでもメリットがあります。

などのメリットがあります。

余計な動きのクセがつく前に正しいフォームでバレエの練習ができます。

また、中上級者でも難しい「軸」「体軸」「体幹の安定」が初めからできた状態なので、上達スピードが早くなります。

上達スピードが早くなるのはバレエの初心者には嬉しいですよね。

バレエの中上級者にもメリットはある?

もちろんバレエの中上級者のかたにもメリットがあります。

これまで学んできたことや練習してきたことで、うまくいかないことはそもそも土台が安定していなかったりすることが原因のことが多いです。うまく行っていることも軸が安定すると効果がより発揮されたりします。

また、これまでついてしまった余計な力みや間違った動きのクセは、軸がブレた状態で無理やりやろうとするからついたものが多く、それらが改善されると一気にパフォーマンスが上がることも多いです。

バレエでのイス軸法のチェック方法

バレエでのイス軸法のチェック方法は、基本のチェック方法の他にこのようなチェックをしてみるのがおすすめです。

まずはイス軸法を行う前の普段の状態でチェックをします。

バランスチェック

よく行う動きで動きやすさなどの感覚をチェックします。

特に、グラグラとバランスが崩れて長くピタッと立てないような立ち方が変化がわかりやすいです。

※いきなり難しい動きに挑戦するより、まずは「できるけど長く維持できない」くらいの動作から始めるのがおすすめです。

片足立ちの負荷チェック

  1. 片足立ちで前からゆっくり押してもらいます
  2. どのくらいの負荷でバランスが崩れるかをチェックする

次に、イス軸法を行った後に同じチェックをしてみましょう。動きやすさの変化、可動域、緊張や呼吸の変化を感じてみましょう。負荷チェックは同じ強さでチェックして強さの変化をみます。

イス軸法をバレエに取り入れるには

イス軸法をバレエに取り入れるには

いかがでしたでしょうか?たった5秒でできるイス軸法でこういった効果が出るってすごいですよね。

「ちょっと試してみようかな」と思った方はイス軸法のやり方をチェックしてみてください。まだ「本当かなぁ?」という人もいると思いますが、まずは試してみてください。

なお、実際に体験してみたい方や、正しくできているか心配な方は「イス軸法の体験会の日程をチェックしておきましょう。

イス軸法をバレエ教室のメニューに取り入れていい?

簡単にできて効果が高いのでバレエ教室の練習メニューに取り入れたいという先生もいるかもしれませんが、お金を取ってイス軸法を教えるのはインストラクターのみです。有料のレッスンの一部として教えることはご遠慮ください。(無償で教えるのは大丈夫です)

グループレッスンでバレエ教室で体験会を開催したり、イス軸法の外部講師として教室等に派遣可能なインストラクターもいますので、お近くのインストラクターにお問い合わせください。