ギターやベースなど弦楽器はイス軸法で上達する?体軸の効果やメリット
ギターやベースやウクレレなどにイス軸法を取り入れるとどのような効果やメリットがあるか?体軸が整った状態でギターやベースを弾くと音や演奏にどんな変化があるかを検証してみました。
ギター・ベースからウクレレまで、エレキギターかアコースティックギターか、三味線などの和楽器かなどの違いはあまり関係なく、だいたい似たような効果を見込めるようです。(琴やハープなど、ギターと形状が明らかに違う楽器はまだ未検証です)
ギターやベースなどの弦楽器(撥弦楽器)にイス軸法を取り入れたいと思っている方の参考になれば幸いです。(バイオリンやチェロなど擦弦楽器はこちら)
イス軸法×ギターで体軸が安定するメリット
ギターやベースなど弦楽器では、イス軸法で体軸が安定するとピックで弾く音が強く出せる、演奏時の姿勢が安定して楽になる、楽器の持ち運びが楽になるなどのメリットがあるようです。
- ピックで弾く音が強く出せる
- 指先や腕・肩の力みが抜けやすくなる
- 指使いが上手くなる
- 音の質が変わる(強い音や繊細な音が出せる)
- 演奏時の姿勢が安定する
- ライブで激しく動いても疲れにくくなる
- 長時間の練習でも疲れにくくなる
イス軸法は5秒でできて効果がすぐに出るので、練習前に行うのはもちろん、ライブの前などに行うのも効果的です。
ギターやベースなど弦楽器にイス軸法を取り入れて体軸が安定するメリットをまずは紹介しました。
「ちょっと試してみようかな」と思った方はイス軸法のやり方をチェックしてみてください。
なお、実際に体験してみたい方や、正しくできているか心配な方はイス軸法の体験会の日程をチェックしておきましょう。
ギターやベースの初心者にも効果がある?
イス軸法はギターやベースを始めたばかりの初心者のかたでもメリットがあります。
- 指先や腕・肩の力みが抜けやすくなる
- 指使いが早く上手くできるようになる
- 演奏時の姿勢が安定する
- 長時間の練習でも疲れにくくなる
- リラックスできて上達スピードが早くなる
などのメリットがあります。
上達スピードが早くなるのはギターやベースの初心者には嬉しいですよね。
早く上手くなればバンドを組む相手が見つかったり、ライブデビューしたりもできるかもしれません。
中上級者にもメリットはある?
もちろんギターやベース中上級者のかたにもメリットがあります。
- ピックで弾く音が強く出せる
- 指使いが上手くなる
- 音の質が良くなる(やわらかい音が出せる)
- 演奏時の姿勢が安定する
- ライブで激しく動いても疲れにくくなる
これまで練習してもうまくいかない指使いなどは、自分でも気づいていない身体の力みが原因のことも多いです。実際に体軸とは関係なさそうな指先の動きが良くなったという声はよく聞きます。軸が安定すると思わぬところで効果がより発揮されたりします。
ギターやベースは左手の手首を不自然にねじらないとできないコードもあり、力みが発生しやすいです。その力みが抜けると一気にパフォーマンスが上がることも多いです。
ベースでイス軸法前後を試した動画
ベースでイス軸法前後を試した動画がTwitterに上がっていました。
さっぽろのイス軸法®️の
— tate 𝕏𝕏トンファーポメラニアン (@tatepyromania) September 1, 2023
認定インストラクターの
はたけやま@yorisoute さんと
ご縁があり、イス軸法のレクチャーを
して頂きました🙏
イス軸前→後です🙌
なんか上半身真っ直ぐになってる🤣
楽器が振られない感じました🙏
音的には体感ですが
アタック音が強くなった気がします🙏 pic.twitter.com/6AgNKEjOC3
バンドの練習にも効果がある?
バンドの練習でも効果はもちろんあります。
バンドの場合はギターやベースだけでなく、歌(ボーカル)やキーボード(ピアノ)ドラムなどもイス軸法の効果があるので、バンドのメンバー全員で上手くなれる可能性もあります。
ギターやベースでのイス軸法のチェック方法
ギターやベースでのイス軸法のチェック方法は、基本のチェック方法の他にこのようなチェックをしてみるのがおすすめです。
まずはイス軸法を行う前の普段の状態でチェックをします。
演奏時の姿勢の安定感チェック
ギターやベースを実際に演奏するときの姿勢で安定感をチェックします。
- ギターやベースを持ち、演奏する姿勢をとる
- 前から胸骨のあたりをゆっくり押してもらう
- 後ろからもゆっくり押してもらう
- 押された状態での身体の安定感をチェックする
音や指使いのチェック
次は体軸ではなく自分の感覚のチェックです。弦を弾いて音を出してみたり、左手の指使いを少しやってみてください。
- 弦を弾いて音を出してみる(指で・ピックで)
- 左手の指使いを(簡単なもの・できるけどちょっと難しいくらいの指使い・できるときとできないときがあるくらいの難易度の指使い)
- 実際に演奏してみる(指の動きやすさ・姿勢の乱れがないか)
次に、イス軸法を行った後に同じチェックをしてみましょう。動きやすさの変化、可動域、緊張や呼吸の変化を感じてみましょう。負荷チェックは同じ強さでチェックして強さの変化をみます。
イス軸法をギターやベースの演奏に取り入れるには
いかがでしたでしょうか?たった5秒でできるイス軸法でこういった効果が出ているってすごいですよね。
「ちょっと試してみようかな」と思った方はイス軸法のやり方をチェックしてみてください。まだ「本当かなぁ?」という人もいると思いますが、まずは試してみてください。
なお、実際に体験してみたい方や、正しくできているか心配な方は「イス軸法の体験会の日程をチェックしておきましょう。
イス軸法をギター教室等のレッスンメニューに取り入れていい?
簡単にできて効果が高いのでギター教室等の練習メニューに取り入れたいという先生もいるかもしれませんが、お金を取ってイス軸法を教えるのはインストラクターのみです。有料のレッスンの一部として教えることはご遠慮ください。(無償で教えるのは大丈夫です)
グループレッスンでギター教室等のイベントとして体験会を開催したり、パーソナルレッスンで大会やコンクールの前に派遣可能なインストラクターもいますので、お近くのインストラクターにお問い合わせください。